三連紐とは一体どういったものなの?
振袖の創作帯結びには必需品となっている三重紐。
「三重仮紐」「三重紐」「三重ひも」「トリプル仮紐」「トリプル仮ひも」など、いろいろな呼び方がされています。
4重・5重になっているものもありますね。
全て同じ目的で使います。
中央のゴムの本数が多ければ、より華やかな帯結びに仕上がるように思いがちですが、そうでもなかったりします。
ほとんどの着付師さんは三重になっていれば充分と思っていると思います。
ええ、もちろんどのような創作帯結びもできます(^_-)-☆
二重のものもありますが、二重の場合、ちょっとだけ限られた帯結びになる場合もあります。
三重になっている仮紐であれば心配なく素敵な帯結びをして頂けます。
三連紐以外にも呼び名が色々あるようですね。
via kimono-story.com
振袖の着付けの必需品!
振袖など帯の変わり結びには必需品です。
帯の多彩な表情作りをお手伝い!
形作った羽などをしっかり固定してくれますので、出来上がりが違ってきます!
仮紐の長さに丁度良い長さで、真ん中が三重のゴムになっています。
羽根を作ってゴムにはさみます、次の羽根も次のゴムに・・・という感じで簡単に変わり結びが出来、しかも楽チンです。
昔はなかった!?現代の発明品なのかも
三重紐がない時代は、腰ひもや髪に使うゴムを使用して飾り結びをしていましたが、いつのころからでしょうか、(10年ちょっと前かもっと前になるのでしょうか?)三重紐が登場してからは、便利だということで変わり結び(飾り結び)に使用されるようになりました。
私が習った手結びの教室では、紐とゴム、小さいタオルを利用して変化にとんだ帯結びを覚えましたが、その後三重紐と出会い「これは使いやすい」と実感しました。
それでも道具のようなものは極力使いたくないと思っていたのであまり活用しなかったのですが、よくよく考えてみると「三重紐は着付けする人が便利」だというだけだけではありませんでした。
帯のひだや形を整えてゴムで縛る方法だと、帯を傷めやすいこと、そして紐でからだに固定する方法だと締められた体にも負担が大きいのです。
そのため三重紐を使うことは、帯の傷みを抑えられ、振袖を着る人にとっても楽な便利品なのです。
これがなくてはダメというわけではないのですが、こうした理由から現代の振袖の着付けの場面では、「なくてはならない必需品」となっています。
プロが考えた紐でした!
盛装での変わり結びの必需品である三重仮紐。 振袖や、七五三の帯結びにとても重宝する便利な小物です。 真ん中に3層になったゴムのついた紐で、この層の間に帯を挟み込むことで美しい変わり結びの形をキープできる便利小物です。 プロの着付師が開発したアイデア商品で、現在ではすっかりおなじみになったアイテムです。 美しい変わり結びを長時間着崩れする事無くキープする事が出来ますので成人式や結婚式、七五三などの晴れの日に大活躍する着付け小物です。