2016年10月26日 更新

七五三の着物、裾が長い場合の上げ方は?自分でもできる?

大人が着物を着る場合には腰に紐を結んだあと「おはしょり」を作って長さを調節することができます。子どもでも小学校高学年などの身長が高いお子さんは大人と同じように着ることもありますが、七五三などでまだ小さいお子さんが着る場合は着物の裾を上げてちょうどいいサイズにしてあげましょう。

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七歳のお子さんが着る着物はこんな感じ。おはしょりのように見える腰の部分で「上げ」をしてあります。
七五三やゆかたなどの子供のきものは、仕立上がりの既製品や譲られた着物をせることも多いと思いますが、体に合わないきものは子供に
とって大変な負担になりますから、着るお子さんのサイズに合わせて、
丈や裄(ゆき)を調整することが必要です。

着物の裾が長い!自分で直せる?

ズボンであればはかせて長いと思った裾の部分を内側に折って縫いますが、着物の裾を追ってしまうと厚ぼったくなってしまうので、着物は裾を折るのではなく腰の部分を折って調節します。
「肩上げ」「腰上げ」は子どもの成長に合わせ、着物を楽に着られるようにする先人の知恵です。
 着物の裄(ゆき)は肩山を中心に前身頃から後ろ身頃にかけて縫いつまみます。着物の丈(たけ)についても腰のところで縫いつまんで、お子様の身長に合わせて着丈を調整します。
 要は、袖は手が隠れてしまわないように、身丈は裾を引きずらないように、体格に合わせて肩と腰の部分をたくし上げて綴じておくのです。
 洋服のように裾上げをして調節するのではなく、大人の着付けと同じでおはしょりの代わりですので腰でつまみ上げるわけです。
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腰の部分が内側に織り込まれていますね。この部分の長さを調節して着物の丈の長さを決めます。
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袖の部分が長い場合は肩の部分をつまんで縫う「肩上げ」をします。
着物を見ていると、自分で「上げ」をするのは難しそうに見えるかもしれません。
でも、洋服と違って着物は直線でできていますので縫う部分も直線縫いだけです。
見た目ほど難しくないのでお裁縫が苦手な方も落ち着いてやれば大丈夫です。

腰上げ、肩上げのやり方

肩上げ、腰上げをする前にどのくらい上げの必要があるか確認しましょう。
まず始めに、お子様の着ゆきたけ(着物を着たときのゆきたけ)を決めます。
1.手を水平に伸ばし、首の付け根から手のくるぶしの中心までを測り、これを着ゆきたけとします。
2仕立て上がりのゆきたけから着ゆきたけを引いた残りの分量が肩あげ寸法になります。

次に着たけ(着物を着たときのたけ)を決めます。
1.首の付け根から足のくるぶしの隠れる位置までを測り、これを着たけとします。
2.仕立て上がりの身たけから着たけを引いた分量が腰あげ寸法となります。
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長さが決まったら、肩上げをしてみましょう。

肩部分の真ん中をつまみます。
後ろは袖付でストップし2cm上までまっすぐ、前は袖付けどまりの2cm上を袖側へ1cmの場所まで斜めにつまみます。

肩幅の真ん中(つまんだ場所)から上げ寸法の半分の場所(4cm短くしたかったら2cm)の場所を縫います。
縫い方は、縫い目が見える表は2~3mmくらいで目立たないように、裏は2~3cmくらいで構いません。
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縫い終わったら袖側に倒します。この時見える方の縫い目を小さく縫います。
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腰上げは、着物の丈の真ん中をつまむのではなく、真ん中より少し上(上げをする寸法の半分くらい)をつまむと帯に隠れます。

つまんだ場所から上げ幅の半分の場所(10cmの上げなら5cm)を縫います。
このとき、下前(着物を着たときに内側に入る部分)は脇から斜めに1cm広く縫うと、実際に着物を着たときにしたからはみ出さずきれいに着ることができます。
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