2017年3月2日 更新

総柄で着物を作る時は要注意!柄が逆転すると付け下げに!

総柄とは、生地全体に模様が繰り返された着物です。ボリューム感が出るため着こなしが難しそうに思われがちですが、うまく選べばセンスよく着こなすことが出来ます。上下のある柄の場合、柄が逆転すると訪問着が付け下げに格下げになってしまうので、注意しましょう!

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総柄の着物って着こなしが難しいの?

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全体に模様が繰り返された総柄の着物は着こなしが難しそうなイメージがありますよね。
でも、柄をうまく選べばセンスよく着こなすことが出来ます。
総柄(そうがら)は布の柄スタイルの一つでパネル柄と違い、同じ柄が全体一面に広がっており、繰り返しがある。

初心者さんはモノトーンの総柄から始めよう

ヘップバーン振袖 (No.26466) / TAKAZEN大阪梅田本店/心斎橋店/神戸店/京都店/奈良店 | My振袖 (26830)

総柄の着物だと、どうしても派手な印象になってしまうため、似合う人と似合わない人が出てきてしまいます。
黒と白のモノトーンの振袖ならシックで落ちついた雰囲気に仕上がりますので、初心者さんにもオススメですよ♪

総柄の着物が付け下げに!?

女性きものの種類とTPO (26840)

総柄の着物は上下がある模様が合る場合、着物に仕立てると、柄が反対見頃のみ正反対になってしまいます。
すると総柄の訪問着や小紋ではなく、付け下げになってしまいます。
付下げと訪問着の違いについては良く聞かれます。
「付下げと訪問着はどう違うのですか。」
「訪問着を着てくるように言われたのですが付下げでは悪いのですか。」
と言った質問が後を絶ちません。

「付下げ・・・全ての柄が上向きに配されたきもの。」
 この説明でなるほどと納得できる人は皆無ではないでしょうか。

 しかし、 「全ての柄が上向き」  この言葉は付下げの原初の意味を正確に表しています。

 小紋というのは柄が全体にバラバラに配されています。多くは型で染められますので繰り返し柄となります。
 そこで考案されたのが付下げという形式です。前身頃の上向きの柄を肩山に沿って反転させる事により柄は全て上向きになります。

 一反の反物に予め裁つ場所を決めておいて柄付けを考えながら全ての柄が上向きになる小紋、これが原初の付下げです。今では付下げ小紋の名で呼ばれています。
【結城屋】2. きものの格について<きもの博物館<きもの結城屋 ONLINE SHOP (26846)

総柄の場合、訪問着を仕立てるつもりだったのに、上下のある柄の場合は柄が逆転してしまうと付け下げに着格が下がってしまいます。
注意しましょう!
ちなみに訪問着は準礼装として、正式な場に出ていくことができるのですが、付け下げの場合だと外出着になってしまうため正式な場に着ていくことが出来なくなってしまいます。
そのため総柄の場合で訪問着を作る場合は、なるべく上下のない柄で作った方がよいでしょう。

ちなみに訪問着とは

訪問着は、留袖や振袖の次に格の高い略礼装のきものとして、未婚・既婚に関係なく着用できるきものです。

訪問着というのはヴィジティングドレス(訪問服)を訳した言葉で、明治時代に上流階級の女性の社交外出着として、この名称が広まりました。

訪問着に紋をつけることで、色留袖と同格の準礼装にすることができます。

付け下げとは

付け下げは、肩を中心に前後とも、模様がすべて上向きになるように柄付けされているきものです。
訪問着よりさらに略式の礼服とされる社交用のきもので、既婚・未婚の区別なく着用できます。

訪問着にくらべると、模様が少ないので控えめな印象になり、お茶会など落ち着いた場所に向きます。

総柄の着物は太って見えやすい?

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江戸小町ちゃん 江戸小町ちゃん